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自民・稲田政調会長 歴史の検証に強い意欲

2015年11月12日 4:07
自民・稲田政調会長 歴史の検証に強い意欲

 自民党の稲田政調会長は11日、BS日テレの番組「深層NEWS」に出演し、「何が悪かったかはきちんと検証すべきだ」と述べ、太平洋戦争前後の日本の歴史の検証に強い意欲を示した。

 稲田政調会長「単にごめんなさいとか、謝罪しますということではなくて、何が悪かったかということをきちんと検証すべきだと思う」

 稲田会長はまた、日本の戦争指導者を裁いた東京裁判について、「効力は認めている」とした上で、「とらわれる必要はない」と述べた。

 自民党は、結党60周年を迎える今月29日に、日清・日露戦争から太平洋戦争に至る過程のほか、東京裁判や占領政策などの歴史を検証する組織を新たに設ける方針。

 この組織は安倍総裁直属で、谷垣幹事長がトップを務める。専門家を招いた勉強会形式で行われるが、報告書などのとりまとめは予定していないという。