国の予算の無駄遣いを検証する「行政事業レビュー」は１２日、２日目を迎え、スーパーコンピューターの開発事業が取り上げられた。

　スーパーコンピューターの「京」には年間１３０億円の運営費が国費から投入されており、河野行革相はそれに見合った成果が出ているかただした。

　河野行革相「数ある事業の中で最もきちんと説明がされてこなかったのが、このスパコン事業だと思っております」

　文科省担当者「運営費に見合う成果は、十分に創出されてきていると私どもでは考えております」

　さらに、有識者からは「文部科学省の感覚が問われる。どこまで（コストを）切り詰められるか考えないと、納税者に説明ができない」などの指摘が出された。