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軽減税率 与野党から批判の声

2015年12月16日 23:02
軽減税率 与野党から批判の声

 自民・公明両党が消費税の軽減税率などを盛り込む来年度の税制改正大綱を決定したことを受けて、与野党から批判の声が上がっている。

 自民党・村上衆院議員「本当にみんな財政を立て直す気があるのか。大事な財政とか金融を選挙のために曲げていいのか」

 村上氏はさらに、「次の世代のために消費税を上げたのに、たちまち使い果たしてしまうのが正しいのか」などと軽減税率の導入を厳しく批判した。

 民主党・枝野幹事長「新聞に軽減税率適用する一方で、水道料金や電気料金に適用しないと、全く支離滅裂である。税における論理性が全く崩壊している」

 民主党の枝野幹事長は、「論理性が崩壊しており、税に対する信頼を失うと言わざるを得ない」と厳しく指摘した。