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発言巡り 政府・与党から引き締め求める声

2016年2月18日 16:42
発言巡り 政府・与党から引き締め求める声

 女性問題で自民党の議員が辞職した事や、閣僚らの発言をめぐって野党の追及が続いている事を受け、政府・与党内からは引き締めを求める声が相次いでいる。

 安倍首相は18日、自民党の谷垣幹事長と意見交換した。閣僚らの問題発言が相次いでいる事などを念頭に、谷垣幹事長は「自民党が政権復帰して3年たち、脇を締めていかなければならない時期だ」と述べた。これに対し、安倍首相も「油断しないように、足をすくわれないようにしなければならない」などと応じたという。

 また、公明党幹部も緊張感の欠如を指摘している。

 公明党・漆原中央幹事会会長「いずれにしても緊張感の欠如だと。大事な予算を審議しているという事の自覚が足りないと私は思いますね」

 公明党の漆原中央幹事会会長は「議員1人1人に執行部の意思が伝わるようなやり方で徹底してもらいたい」などと自民党側の対応を求めた。

 また、18日朝に行われた公明党の会合では山口代表が「人の振り見て我が振り直せという事で、我が党も緊張感を持ってやろう」と注意を呼びかけたという。