社民党、党大会で今後2年間の運動方針採択
社民党は、党大会最終日の21日、去年成立した安全保障関連法の廃止と憲法改正の発議を阻止することを目指すなどとした、今後2年間の運動方針を採択した。
運動方針では、今後2年間を「社民党の存亡をかけた一大政治決戦」の時と位置づけ、夏の参議院選挙では安保関連法の廃止と憲法改正の発議の阻止を目指して戦うことを掲げた。
また、32ある改選1議席の「1人区」を中心に、野党間の選挙協力を進めていくことを確認した。
吉田党首は会見で、「1人区においては、これから(野党)統一候補に向けて地方段階・県段階で詰めをしてまいります」と述べた。
社民党は、衆・参両院の国会議員が合わせて5人にまで減るなど低迷が続いている。党勢回復に向けて今後、有権者にどう訴えるかが課題となる。