安倍首相 世界経済めぐり有識者と意見交換
アメリカ・ワシントンを訪問している安倍首相はFRB(=アメリカ連邦準備制度理事会)のグリーンスパン元議長やルービン元財務長官らと会談し、世界経済の現状について意見を聞いた。
会談では出席者から新興国の経済状況や原油市場の動向などについて話があったという。また5月の伊勢志摩サミットに向けて先進国の役割について議論となり、日本も含めたG7(=主要7か国)各国がそれぞれ景気回復策を打ち出していく必要性について意見交換したという。
安倍首相はこうした意見も踏まえて来年の4月の消費税率引き上げを見送るかどうか判断していくものとみられる。