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TPP 民進党の反発で委員会が開かれず

2016年4月6日 16:33
TPP 民進党の反発で委員会が開かれず

 TPP(=環太平洋経済連携協定)の承認案と関連法案は6日、衆議院の特別委員会で審議入りする予定だったが、民進党が政府側の対応に反発し、委員会が開かれない状態が続いている。

 TPP特別委員会では、6日午前に政府が、TPPの承認案と農家への支援策などを盛り込んだ関連法案について、提案理由を説明する予定だった。しかし、民進党の反発により委員会は現在も開かれていない。

 これは政府が大部分が黒塗りにされたTPP交渉の経緯を記した資料を提示したことについて、高鳥内閣府副大臣が5日夜、説明に応じなかったため。

 こうした中、高鳥副大臣は6日昼、民進党に対して説明に応じなかったことを陳謝した。

 高鳥内閣府副大臣「出席をしなかったことに対して、心からおわびもうしあげます。2つの励ます会後、食事に行きました」

 民進党・玉木議員「食事より、我々の会の方が優先度が低いということでしょうか」

 高鳥内閣府副大臣「秘書官の連絡では、私の出席が求められていると判断できなかった」

 特別委員会の開催をめぐっては、現在も与野党の協議が続いてる。