民進党の江田代表代行ら旧維新の党の出身の２３人が、来月行われる民進党の代表選挙に向け党内グループを立ち上げた。民進党では最大のグループとなる。

　３日に民進党内に結成されたグループは、旧維新の党出身の２３人で構成され、民進党内では最大のグループとなる。旧維新の党の松野頼久代表と共にグループの共同代表を務める江田憲司民進党代表代行は「民進党の現状に大変な危機感を抱いている」と述べた。

　グループとして、来月１５日に行われる民進党の代表選挙で、改革色をアピールできる候補を擁立し、党のイメージ刷新を図りたいとしている。独自の候補を代表選挙に出す場合は江田代表代行を擁立する方針で、代表選挙に向けた党内の主導権争いが激しくなることも予想される。