2015年政党交付金使いみち公表 総務省
総務省は去年1年間の政党交付金の使いみちを公表した。各政党の支出総額は前年よりも64億円あまり減って約260億円となっている。
総務省によると、去年、政党交付金の支出が最も多かったのは自民党で117億円あまりだった。ついで旧民主党が約82億円、旧維新の党が約28億円、公明党は21億円あまり、などとなっている。共産党は制度に反対し、受け取りを拒否している。
各党の支出総額を合計すると約260億円で、去年は主な国政選挙がなく、衆議院選挙が行われた2014年より2割近くにあたる64億円あまり減った。また、今年3月に解党した旧維新の党が使わずに残っていた約2億円は、国庫に返納される。
一方で、各政党が政党交付金を使わずに積み立てている総額は約188億円にのぼっている。