民進・野田幹事長 TPP成立急ぐ政府批判
TPP(=環太平洋経済連携協定)の国会審議を巡り、民進党の野田幹事長は、今の国会で承認案の成立を急ぐ政府の姿勢を改めて批判した。
民進党・野田幹事長「発効の見通しのないこと(TPP承認案)を審議したり、通しても、意味がないと思う」
また野田幹事長は、アメリカ大統領選に勝利したトランプ氏が選挙期間中、TPPに反対していたことを受けて、安倍首相が、今月、トランプ氏と会談する際には「真意を聞いて、(TPPについて)引くべき時は引かざるを得ない」と述べた。
その上で、今後の国会では年金改革の法案や、自殺した電通社員が過労死とされた問題で焦点となっている長時間労働を規制する法案を優先して審議すべきだと強調した。