「森のようちえん」など“無償化”対象外へ
幼児教育の無償化をめぐって、政府は、自然体験を中心とした保育を行う、いわゆる「森のようちえん」やインターナショナルスクールなどの施設は、原則、無償化の「対象外」とすることで最終調整していることが日本テレビの取材で明らかになった。
幼児教育の無償化をめぐり、政府は、認可外保育所と幼稚園の預かり保育は、上限額はあるものの、無償化の対象としている。その上で、このほかの施設をどこまで無償化の対象にするかを検討していた。
その結果、自然体験活動をもとにした子育て・保育をおこなう、いわゆる「森のようちえん」や、団地などの一室で子供を預かる個人と団体、さらに、英会話教室などは、認可外保育施設としての届け出がない限り、無償化の「対象外」とする方向で最終調整が進められている。
また、未就学児が通うインターナショナルスクールも、幼児教育としての基準がないため、無償化の「対象外」とする方針。
政府は、年内に正式決定する予定。