出入国管理法改正案 参議院で審議入り
外国人労働者の受け入れを拡大する、出入国管理法改正案が参議院で審議入りした。野党側は政府・与党に対し、「数の力でゴリ押ししている」と反発している。
立憲民主党・石橋通宏議員「中身はスカスカ、制度設計は生煮えどころか、生そのもので、到底、まともに審議できる代物ではありません。そんなふざけた法案を、数の力でゴリ押しして成立させようとすることは、我が国の将来に大きな禍根を残す暴挙であり、断じて容認できません。なぜ拙速に来年4月1日施行なのか、ご説明ください」
安倍首相「人手不足の状況は深刻な問題となっています。この問題への対応は待ったなし。可能な限り早急に新たな受け入れ制度を実施する必要があると考えています」
政府・与党は、来月10日の会期末までに法案を成立させる考えだが、野党側は激しく反発していて、与野党の対立は参議院でも激しいものとなりそうだ。