官房副長官“外相の質問無視”に理解求める
河野外相がロシアとの北方領土交渉に関する記者の質問を無視し続けた問題。12日夜の深層NEWSに出演した西村内閣官房副長官は、交渉中のことで言えないことが多いと、河野外相の対応に理解を求めた。
内閣官房副長官・西村康稔氏「日本側の交渉方針、手の内を明かすわけにもいきませんし、一つ一つの発言がいろんな影響を与えることも含めてなかなか申し上げられないことが多いことは、ぜひご理解いただきたいと思います」
これに対して東京大学の牧原出教授は、河野外相のとりつく島もないような答え方は残念で、なぜああいう答え方をするのかと苦言を呈した。
一方、西村副長官は、河野外相は記者側からの誠実な対応を求めるという申し入れに真摯(しんし)に対応すると思うと説明した。