戦闘機「浪費的爆買い」と批判 首相は反論
国会での代表質問。政府がアメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機F35Bの導入を決めたことについて、共産党の志位委員長は「浪費的爆買いだ」と批判した。
志位委員長はF35Bの導入は「トランプ大統領の求めに応じたものに他ならない」と主張した上で導入の中止を求めた。
共産党・志位委員長「『専守防衛』の建前すらかなぐり捨て『浪費的爆買い』に走る。ひとかけらの道理もない大軍拡計画はきっぱり中止すべきです」
安倍首相「(F35Bは)我が国の防衛に万全を期すため我が国の主体的判断のもと、その取得を決定したものであり、『浪費的爆買い』とは、まったく的外れな間違いであります」-このように安倍首相は語気を強めて反論した。
その上で、F35Bを導入するための予算案や計画について「国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、必要不可欠なものであり削減や中止は考えていない」と述べた。