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統計不正問題、野党が追及 衆院予算委

2019年2月18日 20:55
統計不正問題、野党が追及 衆院予算委

2015年に厚生労働省の毎月勤労統計の調査方法が変更された事について、野党側は、官僚がアベノミクスの成果をよく見せようと忖度したのではないかと追及した。

立憲民主党会派・大串博志議員「これ、いわゆる森友学園問題で公文書の改ざんが行われた、まったく同じ構造じゃないですか」

安倍首相「論理は相当苦しいと思いますよ。強引に論理展開をされるから、この問題についても議論が深まらないんだろうなと」

安倍首相はさらに、調査方法が変わった理由について「専門家に検討してもらった結果、変わったというのが事実だ」と主張した上で「我々が経済をよく見せようとしたわけではない」と強調した。

また、調査方法の変更をめぐり、厚労省に問題意識を伝えた中江前首相秘書官は「変更すると数値が大幅に変わる事に対し、当然の反応をしたつもりだ」「首相の指示ではない」などと述べ、厚労省への圧力にはあたらないとの認識を示した。