自衛隊員2人「多国籍軍監視団」派遣を決定
政府は2日の閣議で、エジプト東部のシナイ半島でイスラエル軍とエジプト軍の停戦監視にあたる「多国籍軍監視団」の司令部に自衛隊員2人を派遣することを決めた。
政府は、陸上自衛隊員2人を連絡調整要員として今年4月から11月までエジプトにある現地司令部に派遣する。
国連が統括していない「多国籍軍監視団」への自衛隊員の派遣は、2016年3月に施行された安全保障関連法で可能になったもので、今回が初めての事例となる。
岩屋防衛相は、「我が国の国際貢献の幅が広がった」と意義を強調した。