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政策活動費の領収書公開、立憲が求める 自民は義務づけない考え

2024年5月24日 12:41
政策活動費の領収書公開、立憲が求める 自民は義務づけない考え

政治資金規正法改正に向けた国会の審議で、立憲民主党は政党から議員個人に支出され、使い道を公開する義務がない政策活動費について、透明性を高めるべきだと主張しました。

ブラックボックスとも言われる政策活動費について、立憲民主党は領収書を公開することで使い道を明らかにすべきと迫りました。

立憲民主党 吉田晴美議員
「(自民党案で公開されるのは)今回、政策活動費は項目と金額のみで、それに領収書はつかないという理解ですが、国民の皆様に見えるのは、政策活動費何とか項目いくらっていうそれだけですよね。領収書は一切見られないということでよろしいでしょうか」

自民党 勝目康議員
「政治活動の自由、プライバシー、企業の営業秘密、こういったものへの配慮も必要でありますし、これ両者バランスをとらないといけないということでありまして、今般の改正案において領収書の提出を義務づけることまではしておらないということであります」

一方、自民党の山下議員は、立憲民主党が政治資金パーティーを禁止する法案を提出しているにもかかわらず、岡田幹事長ら一部の幹部がパーティー開催を予定している矛盾を指摘しました。これに対して立憲民主党の本庄議員は、「法案成立前に、パーティー開催の自粛を求めることはせず、各議員の判断に委ねている」と説明しました。