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主要7政党の党首 年金問題をテーマに討論

2019年7月5日 1:18
主要7政党の党首 年金問題をテーマに討論

参議院選挙にあわせて主要7政党の代表らが日本テレビの番組に出演し、年金問題をテーマに討論を行った。

党首討論では、社会情勢に応じて年金の給付水準を調整するマクロ経済スライドについて議論となった。

共産党・志位委員長「(マクロ経済スライドにより)今後20数年間にわたって給付水準をさげていくんですね。マクロ経済スライドはやめて、減らない年金にする。これは急務だと思っています」

社民党・吉川幹事長「(マクロ経済スライドで)特に国民年金、基礎年金と言われる部分ですけれども、これは最大3割これから先カットされると。マクロ経済スライドをストップをすると」

自民党・安倍総裁「(年金額は)実質で6万3000円は確保できます。マクロ経済スライドをやめてしまったら、今40代の皆さん、いよいよ年金をもらうっていう段階で積立金が枯渇します」

公明党・山口代表「経済政策で働く人が増えて、収入が増えたんですね、保険料の収入が。今後の経済政策の努力によって(年金制度が)長もちするということは可能なんです」

立憲民主党・枝野代表「(マクロ経済スライドを)私は維持すべきだと思いますが、志位さんがおっしゃったのを取り入れて、特に年金額の少ない方の年金額をちゃんと維持していくように」

枝野代表は、共産党が主張するマクロ経済スライドの廃止も含めて検討する考えを示した。

一方、このほかの政党は、年金問題について次のように主張した。

国民民主党・玉木代表「(与党は低所得者に年金に加え)最大月5000円、年6万円と。我々は最低でも月5000円、年6万円にしたいと思います。(与党の制度だと)助けが必要な人ほど、これ少なくなるんですよ」

維新の会・松井代表「どうしても自立できない方々、そういう方々には給付をして(積み立て年金に加え)給付つき税額控除という制度を入れて、支えていこうということです」

参議院選挙は4日に公示され、今月21日に投開票が行われる。