首相が年頭会見 中東情勢“外交努力を”
安倍首相は6日、伊勢神宮への参拝に合わせた年頭会見に臨み、緊張が高まる中東情勢について、関係国に外交努力を尽くすよう求めた。
安倍首相「現状を深く憂慮しています。事態の更なるエスカレーションは避けるべきであり、全ての関係者に緊張緩和のための外交努力を尽くすことを求めます」
先月27日に閣議決定した自衛隊の中東派遣については、「この地域に自衛隊を派遣し日本関係船舶の航行の安全を確保していく」と述べ、予定通り実施する方針を示した。
また先月のイラン・ロウハニ大統領の訪日にも触れ、「緊張緩和のために、日本ならではの外交を粘り強く展開していく」と強調した。