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富士総合火力演習 一般公開中止、規模縮小

2020年5月23日 13:43
富士総合火力演習 一般公開中止、規模縮小

陸上自衛隊最大の実弾射撃演習、「富士総合火力演習」が、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して行われました。

今年は一般公開が中止され、参加する隊員は例年より800人ほど少ないおよそ1800人。戦車などの車両もおよそ30台とほぼ半分となりました。離島防衛を想定した演習では、参加を予定していた水陸機動団や空挺(くうてい)団などの動きはモニターで映して補いました。

およそ4000人にのぼる若手自衛官の会場での研修もとりやめ、ドローンなどの映像をユーチューブで配信し、所属先で見学となりました。今年は夜間訓練が初めて報道公開される予定です。

23日で弾薬およそ29トン、5億6000万円相当が使われます。