森友学園をめぐる公文書改ざん問題で自殺した近畿財務局の職員・赤木俊夫さんの妻が、国会内で石破首相と短く言葉を交わしました。

赤木俊夫さんの妻・雅子さんは17日、衆議院予算委員会を傍聴するため国会を訪れました。午前中の審議が終わったあと、雅子さんは石破首相に「ありがとうございます。夫が喜びます」と声をかけ、首相も「きょう来てたんですね、お元気でね」とこたえたということです。雅子さんは石破首相と会話したあと、「温かい気持ちを再び感じることができた。夫のために石破さんは100％できる限り開示を進めてくださるんだろう」と述べました。

これに先立ち、石破首相は予算委員会で赤木さんの墓参りに行くかを問われ「私自身、個人として行きたいなという思いは強く持っている」などとこたえていました。