核軍縮に関する「国際賢人会議」、12月に延期の方向で調整 林外務大臣
来月に予定されていた核軍縮に関する「国際賢人会議」について林外務大臣は12月に延期する方向で調整していることを明らかにしました。
「国際賢人会議」は、各国の政治指導者を被爆地・広島に招き「核兵器のない世界」に向けた話し合いをするものです。
政府は11月23日に開催する予定でしたが林大臣は会見で「12月に開催する方向で調整している」と述べました。
延期の理由について林大臣は「より多くの人に出席してもらい意義のある会合とするため」と説明しました。
核軍縮をめぐってはことし8月ニューヨークでNPT(=核拡散防止条約)の再検討会議が開かれましたがロシアの反対により成果文書は採択されませんでした。
日本政府としては、「国際賢人会議」を通じて“核兵器のない世界”に向け機運を高めていきたい考えです。