政府は12日、臨時閣議で新しい副大臣と政務官を決定しました。この内、少なくとも14人がいわゆる統一教会や関連団体と過去に何らかの関係があったことを認めました。

野中厚農水副大臣「（教団の）友好関連団体、時は知らなかったんですが、出席していたということもありまして」

中谷真一経産副大臣「イベントに参加していたという事実がありました」

副大臣の内、教団関係者から選挙応援を受けたり関連団体にパーティー券を購入してもらうなど、過去に何らかの関係があったことを認めたのは、井出庸生文科副大臣や山田賢司外務副大臣など少なくとも8人にのぼりました。

また、山本左近文科大臣政務官や高木啓外務大臣政務官など、少なくとも6人の政務官が関連団体のイベントに出席したり祝電を送ったりしたことを認めました。

松野官房長官は今後、教団との関係を点検し厳正に見直すことを了解した者のみを任命したと説明しています。