“ワクチン”無料に「改正予防接種法」成立
新型コロナウイルスのワクチン接種を無料にする改正予防接種法が2日、参議院本会議で全会一致で可決・成立しました。
改正予防接種法は、新型コロナウイルスのワクチン接種を国民の努力義務としていて、接種は市町村が実施し、その費用は全額、国が負担することと定めています。改正法には、健康被害が出て製薬会社が損害賠償を求められた場合に、国が肩代わりすることも盛り込まれています。
また、参議院本会議では、スポーツ振興くじの対象にバスケットボールのBリーグを加える改正法が、自民党や立憲民主党などの賛成多数で可決・成立しました。現在、スポーツ振興くじはサッカーを対象とした「toto」などが販売されていますが、スポーツ庁によりますと、Bリーグが加わるのは2022年の秋ごろになる見通しだということです。