ワクチンの接種歴などを記録するいわゆる「ワクチンパスポート」について、加藤官房長官は来月中旬から下旬をメドに交付できるよう準備を進めていることを明らかにしました。

加藤官房長官「本年７月中下旬をめどに書面での交付が可能となるよう準備を進めたい」

「ワクチンパスポート」には氏名や生年月日、旅券番号に加えて、接種したワクチンの種類や接種日などが記載されます。

当面は、海外への渡航に必要なパスポートを持っている人が対象となります。

加藤長官は「まずは書面で交付していくが、電子での交付も見据えて検討を進める」と述べました。

政府は早ければ来週にも、自治体向けの説明会を実施することにしています。