自民党・石破派 派閥から議員グループへ
自民党の石破派(水月会)は2日、臨時総会を開き、2015年から6年間活動してきた石破派の派閥としての活動を終えることを明らかにしました。
石破派は「派閥」としては解消し、今後は他の派閥と掛け持ち可能な「グループ」として活動していく方針です。
石破氏は派閥を解消する理由について、「党内における色々な交渉にエネルギーを費やしてきたが政策を考えることに集中したい」と述べました。今後はグループとして勉強会を定期的に開催していくということです。
石破派は2015年、石破氏を自民党総裁に押し上げる狙いで旗揚げされました。しかし石破氏は、その後の総裁選で2度敗北し、派閥会長を辞任。退会する議員も相次ぎ、総裁選に立候補するために必要な20人を割り込んでいました。