浜田防衛相“防衛力を抜本的に強化”国際情勢に危機感
浜田防衛相が報道各社のインタビューに応じ、急速に変化する国際情勢に危機感を示し、防衛力を抜本的に強化していく考えを示しました。
浜田防衛相「中国、ロシアの情勢、北朝鮮の情勢も含め、全体として国際社会は戦後最大の試練の時を迎え、既存の秩序は深刻な挑戦を受け、新たな危機の時代に突入している」
浜田防衛相は「我が国周辺には相当数の弾道ミサイルが開発・配備され、ひとたび発射されれば極めて短時間で我が国に到達し、国民の生命・財産に甚大な被害を与える恐れがある」と危機感を示しました。
その上で「十分な備えができているかという問題意識のもと、いわゆる反撃能力も含め、あらゆる選択肢を排除せず現実的に検討していく」と述べ、防衛力を抜本的に強化していく考えを強調しました。
また、自身の政治信条について浜田防衛相は「タカ派のときもあればハト派のときもある」「バランスを重視してやっていく」と述べました。