海自、航空学生試験で不合格者2人に誤って合格通知…のちに取り消し
海上自衛隊はパイロットを養成する航空学生の採用試験で、不合格の受験者2人に誤って「合格通知」を送ったのち、合格を取り消したことを明らかにしました。
海上自衛隊は、去年、実施された航空学生の採用試験で、受験した10代の男性2人に不合格だったにもかかわらず誤って合格通知を送ったことを明らかにしました。
合格を通知したのは今年1月17日で、約3週間が経過した2月9日にミスが発覚しました。2人には、その日のうちに合格の取り消しを伝えた上で、謝罪したということです。
海上自衛隊は合格者名簿を作成する担当者の入力ミスに加え、別の担当者がチェックを怠ったことが原因だと説明しました。
酒井海上幕僚長「合格を取り消すこととなりました受験生のお二人には、多大なご迷惑をおかけすることになり、ご本人およびご家族、その他の皆さま方に対しまして、深くおわびを申し上げます」
合格が取り消された受験者は入隊の意思があったということで、海上自衛隊は「再発防止に努める」とコメントしています。