×

日仏首脳 G7広島サミットで「力による一方的現状変更の試み拒否」姿勢打ち出す考え強調

2023年1月10日 6:08
日仏首脳 G7広島サミットで「力による一方的現状変更の試み拒否」姿勢打ち出す考え強調

フランスを訪問中の岸田首相はマクロン大統領と共同で記者会見を行い、5月のG7広島サミットで「力による一方的な現状変更の試みを拒否する」という姿勢を打ち出す考えを強調しました。

岸田首相「G7広島サミットでは、力による一方的な現状変更の試みや核兵器による威嚇、その使用を断固として拒否をし、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持するG7の強い決意を示す」

岸田首相はこのように述べたほか、「ロシアによる侵略に対し、G7として結束して厳しい制裁と強力なウクライナ支援を継続、強化することを確認したい」と訴えました。

一方、マクロン大統領はサミットに向け、「緊密に連携していきたい」と述べた上で、日本のウクライナへの人道支援などを「ありがたく思っている」と評価しました。

岸田首相はまた、フランスとの安全保障での連携をいっそう強化することを確認したいとの考えを示しました。その上で、「今後の協力について議論していくため、今年前半に外務大臣と防衛大臣による会合、2+2の開催を目指したい」と強調しました。