デンマークのコペンハーゲンで24日、ウクライナとG7、グローバルサウスの政府高官が集まり、ウクライナの平和の実現に向けた会議が行われました。

会議はウクライナ側からの呼びかけによって開かれたもので、ウクライナとG7、南アフリカ、サウジアラビア、ブラジル、インドなど、グローバルサウス各国の安全保障担当の政府高官が参加しました。日本からは、秋葉国家安全保障局長が出席しています。

協議では、ウクライナが提唱しているロシア軍の完全撤退などの和平案について、グローバルサウスの国々に対して、理解と協力を求めるなど、ウクライナの平和の実現に向けて話し合われました。

政府関係者によりますと、協議は、G7広島サミットの枠組みが継承された形で行われ、ウクライナ側からは、日本で始まったグローバルサウスとの対話が引き継がれているとして、日本への感謝が述べられたということです。