浜田防衛相、陸自朝霞駐屯地を視察「南西方面の防衛体制強化は喫緊の課題」
浜田防衛相は7日、陸上自衛隊の朝霞駐屯地を視察しました。中国やロシアが日本周辺で活動を活発化させる中、浜田防衛相は南西方面の防衛体制の強化は喫緊の課題だと訴えました。
浜田防衛相は7日、東京都の朝霞駐屯地を訪れ、「陸上総隊司令部」を視察しました。「陸上総隊司令部」は陸上自衛隊の作戦の指揮の拠点であるほか、島しょ防衛を専門とする「水陸機動団」など11の直轄部隊を有しています。
浜田防衛相「我々の今の環境の中で、特に南西地域の防衛体制の強化は、我が国の防衛にとって、喫緊の課題だというふうに考えております」
浜田防衛相は視察後、日本周辺で活動を活発化させる中国などを念頭に、「わが国への攻撃を抑止する効果を高めるために、南西諸島における防衛体制を目に見える形で強化する」と述べ、南西方面の守りを強化する重要性を強調しました。