松野官房長官が沖縄離島視察「出来ることから対応したい」“シェルター施設”の整備検討へ
台湾有事への懸念が高まる中、沖縄県の離島を視察している松野官房長官は有事の際に住民が避難するシェルター機能をもつ施設の整備を検討していく考えを示しました。
視察最終日の24日、松野長官は竹富島の町長らと意見交換を行いました。有事の際、離島の島民をどう避難させるかについて竹富町からは、「住民の懸念も高まっている」として、避難施設の整備に向けた支援の要請がありました。これに対して松野長官は、「検討し、出来ることから対応したい」と応じました。
松野官房長官「検討・訓練等を通じ、地方自治体や運送事業者、関係機関と緊密に連携しながら、南西地域における国民保護の実効性の向上に努めてまいりたい」
松野長官は、「住民避難について、地域の事情や強い思いを聞くことが出来た」とした上で、シェルター機能をもつ施設の整備を検討していく考えを示しました。