岸田首相は、トヨタ自動車の豊田章男社長らが出席したモビリティに関する懇談会の初会合で、「自動車を核として社会課題を解決し持続可能な社会を作っていく」と述べました。

岸田首相「自動車を核として、交通やグリーンなどの様々な社会課題を解決し、経済成長につなげ、持続可能な社会を作っていく」

また、岸田首相は、脱炭素化やデジタル化などを進め、日本の経済や雇用を守るため、「官民が連携してさらなる成長にチャレンジする必要がある」と強調しました。さらに、産業界の賃上げなどの取り組みを評価した上で、さらなる協力を呼び掛けました。

会議終了後、豊田社長は、「カーボンニュートラルにはすべての産業がかかわってくるが、自動車産業が軸となり懇談会がスタートしたことには意義がある」と述べました。