10月15日の衆議院議員選挙の公示が5日後にせまる中、山形市では10日から選挙ポスターの掲示板の設置作業が始まりました。また、立候補予定者説明会には県3区に出馬表明した陣営以外からも出席者がいました。

このうち、山形市役所周辺では午前9時から選挙ポスターの掲示板の設置作業が行われました。掲示板の大きさは縦がおよそ1メートル横がおよそ2メートルで、電動工具などを使って5分ほどで組み立てられました。今回の衆院選は新総理就任から26日後の投開票という戦後最短の“超短期決戦”となります。
山形市選挙管理委員会によりますと、投開票までの準備日数が極めて短いため、掲示板設置場所の選定など、選挙に向けた準備がこれまでになく急ピッチで進められているということです。

山形市選挙管理委員会武田聖也主任「いつもとは違う形の日程になってしまったので、非常に大変な準備となっている。ポスター設置で選挙という機運を高めて投票率アップしてくれれば」

県選挙管理委員会によりますと今回の衆院選の掲示板は県内すべての市町村の合わせて4490か所に設置されます。

一方、県庁では衆院選の立候補予定者説明会が開かれました。説明会には、県内3つの選挙区で出馬を予定している合わせて10人の陣営のうち、県3区の1陣営を除く9陣営の関係者が出席しました。また、県3区から出馬を検討している鶴岡市に住む74歳の無職の男性が出席しました。そして県選挙管理委員会の担当者らが、立候補の届け出の手続きや選挙運動の注意点などを説明しました。
衆議院選挙は15日に公示、27日に投開票が行われます。