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大谷選手を日本で「開幕戦」熱望 手に汗握る“争奪戦”命運は…【バンキシャ!】

2024年12月9日 10:54
大谷選手を日本で「開幕戦」熱望 手に汗握る“争奪戦”命運は…【バンキシャ!】
写真:西村尚己/アフロスポーツ

2025年3月、東京ドームで行われるドジャースの開幕戦チケット。第一弾となる先行販売が行われ、大谷ファンたちは悪戦苦闘。バンキシャ!が取材した、小中学生の兄弟、美容室のオーナー、教育評論家の尾木直樹さんは果たしてゲットできたのか…。【バンキシャ!】

5日。バンキシャ!が訪ねたのは…

バンキシャ
「少年野球の売り場です。グラブが並んでいます」

野球専門店(ベースマン飯田橋本店)だ。そこで出会った親子。長男(13)は、中学校の野球部。弟(11)は、地元の少年野球チームに所属している。長男の頭にはドジャースの帽子が。

バンキシャ
「大谷選手の開幕戦を見に行く予定は?」

長男
「当たれば行きたい」

二男
「絶対に行きたい」

母親
「国内で、すぐそこで見られるのは本当にチャンスなので」

大谷選手が所属するドジャースの開幕戦が来年3月、東京ドームで開催される。そのチケットの先行販売第一弾が、6日午後6時に行われた。

バンキシャ
「何分前に準備しておきたい?」

長男
「5分前とか」

二男
「1時間前でしょ」

母親
「1時間前?そこまで?」

二男
「もう取る気満々だよね」

バンキシャ!は、大谷ファンたちの、熾烈なチケット争奪戦に密着した。



6日、バンキシャ!は、岩手県奥州市へ。

バンキシャ
「失礼します。よろしくお願いします」

菅野 広宣さん
「いらっしゃいませ。よろしくお願いします」

迎えてくれたのは、菅野広宣さん。中には、大谷選手のパネルや直筆のサインボール。

バンキシャ
「ここは博物館とかではない?」

菅野さん
「美容室です」

地元の星である大谷選手を少年時代から応援してきたという。

2024年は韓国で行われたドジャースの開幕戦。2025年は、カブスを相手に東京ドームで開催されることが決まった。

ドジャースには山本由伸投手。カブスには、今永昇太投手と鈴木誠也選手。合わせて4人の日本人選手がそろう、スペシャルな舞台になると期待されている。



この日は、開幕戦チケットの先行販売日。

バンキシャ
「行けそうですか?」

美容室オーナー 菅野さん
「行けそうというか、行きます」

試合当日は臨時休業する予定で、すでに東京のホテルも予約したという。

オーナー 菅野さん
「終了です」

閉店時間を早め、争奪戦に挑む。

「設置します」

バンキシャ
「今回はパソコンで?」

菅野さん
「いや、スマホもパソコンもどっちもやります。二刀流戦略です」



一方、野球専門店で出会った家族も、気合十分。

バンキシャ
「かっこいいですね」

作戦は――

二男(11)
「大谷絶対見るぞ作戦で」

「時間が迫ってきてやばい…15分切った」

長男(13)
「パパから当たったか外れたか電話来る?」

外出先で申し込む、父親からの連絡を待つ。



チケットをゲットしたいのは、この人も…

バンキシャ
「失礼します、こんにちは」

尾木直樹さん
「こんにちは~。大谷君大好き“尾木ママ”よ」

“尾木ママ”こと、教育評論家の尾木直樹さん。

バンキシャ
「これは?」

尾木さん
「これはデコピンのブローチよ」

部屋に案内してくれた。

バンキシャ
「なんですかこれ?」

尾木さん
「韓国行った時の応援、手作り」

実は尾木さん。2024年3月、韓国で行われた開幕戦を観戦。はたして2年連続となるのか。

バンキシャ
「今日狙う席は?」

尾木さん
「今日狙う席はね、SSS席にしようかと」

バンキシャ
「バックネット裏ですか?」

尾木さん
「バックネット裏」

バンキシャ
「なんで今回はバックネット裏なんですか?」

尾木さん
「もっと近寄りたい」

いざ、争奪戦へ。準備したのが…

「願掛け、当選祈願」

バンキシャ
「これすごい、当選祈願のお守り」

さらに。

尾木さん
「これはね、ウルトラ開運。買ってきたんですよ」

「最後はね、神頼み。神頼み作戦」



今回のチケットの購入の流れは、まず、待機をする専用ページにアクセス。午後6時になるとランダムに順番が割り振られ、その順にチケット購入ページに入ることができる。つまり、午後6時に割り振られる順番が重要なのだ。

そして、その運命の午後6時が迫る。

バンキシャ
「さあ、1分切りました」

尾木さん
「待ってるよ!いや~大谷君」

「お守りもこれだけある。もう神頼み」

バンキシャ
「30秒切りました!」

尾木さん
「いや~!頼むよ」



岩手の美容室でも…

美容室オーナー
「あと30秒!あードキドキ!」

「5、4、3、2、1、スタート!…あれ?ちくしょうダメだ!」

「25万1665人だよ」

「こっちが9万7000…」

購入ページまで9万7356人待ち。

「この時点でアウトじゃねぇの、もう!」



尾木さんも、およそ25万人待ち。

尾木さん
「待ち時間の目安1時間以上だって。これは、なんちゅうことだ」

「神様、2ついても、ウルトラ神様でもダメだったか…」



父親が申し込んだ、この親子は。

二男
「もしもし、あパパ!え!え!パパ1万6000人待ちだって!頼みますよ、頼むよ」

SNSでは、30万人待ちとつぶやく人もいる中、父親は1万6000人待ち。難しいと思いながらも、かすかな希望にかける。1時間後――


「もしもし、あと8900人」

3人
「おー!」


「すごい減った」

二男
「待って待って、あるあるある!まじで頼むよ!」

「取れるまで帰ってこなくていい」

母親
「ひどい」

そして…

長男
「電話来た」

父親
「完売」

家族全員で座れる席は、すでに空きがなかったという。


「そんな落ち込まずに」

バンキシャ
「気持ち切り替えられますか?」

二男
「魂が抜け出そう」

長男
「寝れば忘れるよ」



一方、その頃。9万7000人待ちからの奇跡を願う美容室のオーナーは、夕食のラーメンを食べながら結果を待っていた。すると…

美容室オーナー
「あ!予定数終了いたしました」

バンキシャ
「あ、本当だ、終わっちゃった」

オーナー
「終わりました。残念でした」



尾木さんは、今後について…

バンキシャ
「まだ諦めない?」

尾木さん
「これは序の口ですよ。全部にチャレンジします」

開幕戦のチケット販売は、12月9日から団体席などの受け付けが始まり、1月9日からは、一般席の受け付けも順次行われる。

*12月8日放送「真相報道バンキシャ!」より
最終更新日:2024年12月9日 10:54
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