2023年一人あたりの給与 平均32万9859円 3年連続の増加 毎月勤労統計(速報値)
厚生労働省が発表した毎月勤労統計の速報値によりますと、2023年の働く人一人あたりの給与は平均で32万9859円で前の年から1.2パーセント増え、3年連続の増加となりました。
去年の春闘でのベースアップの影響や賞与などが増加したことなどが要因です。
一方、給与である名目賃金から物価の変動の影響を除いた実質賃金は、物価高が続き消費者物価指数が上昇していることなどから前の年に比べ2.5パーセント減少し、2年連続の減少となっています。
厚労省は「賃上げの流れのなか今年の春闘でベアがどれほどになるか注目したい」としています。