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原発検査に「抜き打ち式」導入へ~規制委

2016年4月25日 19:18

 原子力規制委員会は、原発の検査制度に「抜き打ち式」を導入するなど、抜本的に見直す方針を決定した。

 原発の安全管理の状況を確認する検査は、これまで基本的には年に4回、電力事業者に時期や検査項目などを事前通告をしてから行っていた。

 しかし、通告を受けて事業者が事前に準備してしまうことなどから「実効性に欠ける」として、今年1月に来日したIAEA(=国際原子力機関)が「法律の改正をすべきだ」などと指摘していた。

 原子力規制委員会は25日の会合で、検査官が原発施設に自由に入り、検査ができる「抜き打ち式」を取り入れるなど抜本的な改正を行う方針を決定した。今後、原子炉等規制法などの関連する法律の改正案を国会に提出する方針。

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