阿蘇中岳でごく小規模な噴火 先月以来
熊本県の阿蘇中岳で3日午後、ごく小規模な噴火が観測された。阿蘇中岳の噴火は先月19日以来。
午後3時40分頃に発生した阿蘇中岳の噴火の映像では、灰色の噴煙が南の方向へ流れているのがわかる。
気象台によると、噴火はごく小規模で、噴煙は火口から600メートル上空まで上がったという。
阿蘇中岳は先月16日、約2年半ぶりにごく小規模な噴火が観測され、その後19日にもごく小規模な噴火が観測されている。気象台は噴火警戒レベルを「2」のまま維持し、火口から1キロの範囲には立ち入らず、大きな噴石などに警戒をよびかけている。