改正健康増進法 厚労相が準備状況を視察
受動喫煙対策を強化する「改正健康増進法」が7月1日から一部、施行されるのを前に、根本厚労相は、屋内全面禁煙となる都内の区役所を訪れ、準備状況を視察した。
根本厚労相が訪れたのは、区役所やイベントホールなどが入る文京区の施設。
7月1日から行政機関や病院、学校などでは屋内全面禁煙となり、屋外の受動喫煙防止の措置が取られた喫煙スペースのみで喫煙できるが、根本厚労相は、撤去される予定の喫煙室や屋外の喫煙スペースの状況を確認した。
一方、受動喫煙対策を進める厚生労働省は、来月から、月1回、完全禁煙の日をもうけることを決めた。勤務時間中は、屋外の喫煙スペースでも喫煙できなくなるという。
来年4月からは、改正健康増進法が全面施行され、飲食店やホテル、企業、工場なども原則、屋内禁煙となる。