モーリシャス沖 緊急援助隊が出発
インド洋のモーリシャス沖で日本の貨物船が座礁した事故で、生態系への影響などを詳しく調べるため、国際緊急援助隊の第3陣が2日午前、成田空港を出発しました。
第3陣の援助隊は、環境省からの専門家3人や外務省の職員など合わせて6人で構成されています。環境省によりますと、座礁した船舶によりサンゴ礁が一部破損しているほか、流出した油がマングローブに付着し、生態系への影響が懸念されているということです。
このため、今回はマングローブやサンゴ、さらに鳥類に詳しい専門家が派遣され、現地の環境の再生に向けて詳しい調査をおこないます。
国際緊急援助隊・吉川亨団長「鳥類の生態状況の調査ですとか、環境アセスメントの計画策定とそのようなことを支援してくる予定」
小泉環境大臣は、3日午後、モーリシャスの環境大臣とオンラインで会談し、今後の支援策について協議する予定です。