首相長男と総務省幹部ら接待問題で刑事告発
衛星放送関連会社に勤める菅首相の長男らから総務省幹部が接待を受けた問題をめぐり、市民団体が菅首相の長男や総務省幹部など17人を贈収賄の疑いで東京地検に刑事告発しました。
市民団体は、26日、菅首相の息子など衛星放送関連会社の社員ら4人を贈賄の疑いで、総務省幹部ら13人を収賄の疑いで東京地検に刑事告発しました。
市民団体・岩田薫共同代表「市民感情からして、これだけの数の官僚が接待を受けたということは、見過ごすわけにはいかない」
告発状によりますと、菅首相の長男ら4人は総務省の幹部ら13人に対し、2016年から39回にわたり飲食代などおよそ60万円相当をワイロとして送った疑いがあるとしています。
市民団体は「総理の息子が絡み、利害関係のある総務省を接待したことは見過ごすことができない」としています。