沖縄「全戦没者追悼式」今年も規模大幅縮小
新型コロナウイルスの感染拡大が続く沖縄県は、沖縄戦の「慰霊の日」となる今月23日の全戦没者追悼式を、去年に引き続き、規模を大幅に縮小して開催することを決めました。
沖縄戦の全戦没者追悼式は例年6月23日、糸満市の平和祈念公園で、首相や閣僚らも参列して、数千人規模で開かれてきましたが、去年は新型コロナの感染拡大を受け、初めて参列者を数十人に絞って開かれました。
沖縄県は今年も県内で感染拡大が続き、今月20日まで国の緊急事態宣言の対象地域となっていることなどから、23日の追悼式についても、参列者を県内の関係者ら30人程度に絞るなど、規模を大幅に縮小して開催する方針を決めました。
去年と同様に、首相ら県外からの来賓の参列は求めず、首相あいさつはビデオメッセージで行うことを調整しています。