新型コロナウイルスの深刻な感染拡大が続く東京都内で、火曜日としては最多となる４３７７人の感染が確認されました。重症者も８人増えて２７６人となり、過去最多を更新したほか、自宅で療養中だった４０代の女性の死亡も確認されました。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から９０代までの４３７７人で、火曜日としては最も多くなり、感染拡大に歯止めがかからない状況です。

増加が続く重症者は８人増えて２７６人となり、８日連続で過去最多を更新しました。都が確保している重症用病床のおよそ７割が埋まっていて、医療体制のひっ迫が進んでいます。

一方、新たに３０代の男性と４０代の女性を含む８人の死亡も確認されました。このうち３０代の男性は自宅で倒れているところを家族が発見し、死亡確認後にコロナの感染が判明しました。男性はワクチンを接種していませんでした。

また、４０代の女性は、今月１０日に感染が確認され、自宅で療養していましたが、１２日に自宅で死亡しているのが確認されました。女性は家庭内で感染し、糖尿病の持病がありましたが、ワクチンは未接種でした。

都内で自宅療養中に死亡が確認されたのは、今月に入り７人目です