”官製談合”事件受け…市長が陳謝、市職員が予定価格など事前に業者に伝えたか 配水施設工事の入札 宮城・白石市
宮城・白石市が行った配水施設の改修工事の入札で、業者に対し予定価格などを事前に伝えた疑いで、市の職員が逮捕された。
事件を受け、白石市長が陳謝した。
白石市の山田裕一市長は、緊急会見を20日開いた。
白石市・山田裕一市長
「多くの皆様に大変ご迷惑をおかけしました。心から深くお詫び申し上げます」
事件は、2023年9月、白石市が行った配水施設の改修工事の指名競争入札で、白石市役所上下水道事業所の係長・平間大地容疑者(36)が、工事を請け負った白石市にある草刈工務店の代表・草刈俊彦容疑者(63)に対し、予定価格などを事前に伝えた疑いで19日逮捕されたもの。
白石市役所の職員
「市役所は、市民のためにと言われていたので、信用が落ちるのは影響ある」
警察は、19日夜に市役所を家宅捜索し入札の資料などを押収。
2人の認否を明らかにしていないが、平間容疑者は当時入札情報を知る立場にあったという。
最終更新日:2025年2月20日 12:54