<帰港>海洋実習船「宮城丸」が気仙沼港に 航海実習終え「できれば漁師になり頑張っていきたい」(宮城)
高校生を乗せて航海実習を終えた宮城県の海洋実習船「宮城丸」が、気仙沼港に帰港しマグロを水揚げした。
14日午前8時の気仙沼港。
気仙沼向洋高校の2年生19人などを乗せた「宮城丸」が、1か月半の航海実習を終え帰って来た。
港に着くと、生徒たちがハワイ沖で獲ったメバチマグロなどおよそ5トンを水揚げした。
今回の航海実習では、新型コロナ以降見合わせていたハワイへ5年ぶりに立ち寄った。
気仙沼向洋高2年生
「生きたままのマグロを見るのが初めてだったので、楽しいところもありましたし、将来につながる学びになりました」
「できれば漁師になって、地元で漁師として頑張っていきたいと思います」
水揚されたマグロは、宮城県内のスーパーで販売されるほか、気仙沼向洋高校の授業で製造するツナ缶の材料に使われるという。