在宅で医療的ケアを受ける重症心身障害児者の保護者で作る団体が、仙台市に対し病床や通所サービスの拡充を求める要望を行いました。

在宅重症心身障害児者の保護者で作る団体が、24日 仙台市・青葉区役所を訪れ要望書を手渡しました。

仙台市によりますと、重度の身体不自由と知的障害がある重症心身障害児者は、市内に少なくとも636人いるとみられています。

要望書では、家族の体調が悪い時などに重要な役割を果たす重症心身障害児者の短期入院病床の増床や、日常的に使う通所サービスの拡充などを求めています。

仙台エコー医療育センター通園センター・みつばち保護者会　髙野千秋会長
「実際のところまだまだ改善が追い付かない状況。ぜひ施設の設備を整えて、安心して確実に入所できるような道筋を立てていただきたい」

市では、充実した支援につながるよう取り組みを進めていくとしています。