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戦後最大級の食品公害「カネミ油症」 県が4人を患者認定 県内在住の認定患者は416人に《長崎》

2025年3月22日 9:24
戦後最大級の食品公害「カネミ油症」 県が4人を患者認定 県内在住の認定患者は416人に《長崎》

戦後最大級の食品公害「カネミ油症」の問題で、県は新たに4人を患者として認定しました。

1960年代にダイオキシン類が混ざった米ぬか油が販売され、健康被害が広がったカネミ油症。

県は今年度検診を受けた被害者61人のうち、五島市の70代男性と80代女性、長崎市の60代女性について
今月7日付けで患者と認定しました。

また当時、認定患者と同居し、問題となった米ぬか油を摂取したなどの条件を満たした五島市の70代女性についても、1月に患者として認定したことを明らかにしました。

今回の認定で県内在住の認定患者は416人となり、このうち、五島市に住む患者が247人と半数以上を占めています。

最終更新日:2025年3月22日 9:24
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