ガソリンわずかに値下がりも依然高止まり…「少しでも支援いただければ」9割以上が価格転嫁できずトラック協会が青森県に支援要望
県内のガソリン価格はわずかに値下がりしましたが依然として高止まりが続いていて、県トラック協会が事業者への支援を県に要望しました。
石油情報センターによりますと3日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売り価格は181.7円でした。
先週から0.4円値下がりしましたが、依然として高止まりの状況が続いています。
燃油価格高騰のあおりを大きく受けているのが運送業界です。
県トラック協会は燃料高や運転手不足を背景に持続可能なトラック輸送が困難になっているとして、県に支援を求める要望書を提出しました。
県トラック協会のアンケートでは9割以上の事業者が上昇した燃料費を運賃に上乗せできていないということです。
宮下知事は来年度予算への計上や交付金を活用した支援を検討していると応じました。
★県トラック協会 森山慶一会長
「(知事から)前向きな言葉もいただきましたので少しでも支援いただければ本当に助かるという言葉も聞きますので期待をしておりました」
石油情報センターによりますと政府の補助金はレギュラーガソリン小売価格の全国平均を185円程度に抑えるよう調整されているため、来週以降も小幅な値動きで推移していく見込みとしています。