【梅雨時期前に】停電で通信機能遮断を想定 新居浜市で防災訓練
大規模な地震を想定し、通信手段が絶たれた状況での情報共有について確認する防災訓練が新居浜市で行われました。
訓練は、伊予灘を震源とする震度5強の地震が発生し市内全域が停電したことにより、電話やメールなど通信機能が遮断されたという想定で行われました。
参加したのは県と新居浜市、そして新居浜建設業協同組合で、市内の橋に段差ができたとして組合に加入する建設業者が現場を確認した後、被害の状況を対策本部まで出向き報告しました。
この訓練は、災害発生時の各機関の情報共有などスムーズな連携を目的に毎年、梅雨のシーズンを前に行われています。
報告を受けた市の職員は停電時でも使える衛星電話などで県と被害状況を共有していました。
新居浜市は今後も訓練を重ね、各機関とより連携を深めていきたいと話しています。