釧路市長が公職選挙法違反か 「弁解するつもりはない」市長続ける考え 香典や酒を寄付 北海道
北海道釧路市の鶴間秀典市長が、道議会議員だった2024年夏ごろ、後援会関係者の葬儀後に自ら香典を渡していたことを明らかにしました。
公職選挙法に抵触する可能性があるということです。
釧路市の鶴間市長は3月24日、道議だった2024年夏ごろ、自身の後援会関係者の葬儀後に香典1万円を自ら渡していたことを明らかにしました。
葬儀後に香典を渡すことを禁じている公職選挙法に抵触する可能性があるということです。
さらに、公選法では選挙区内の有権者への寄付も禁じられていますが、町議だった20年以上前から、市内の町内会や神社などに対し、慣習的に酒を寄付していたということです。
鶴間市長は市長を続ける考えを示しています。
(釧路市 鶴間秀典市長)「すべて私がやったことで弁解するつもりはない。判断は市民に任せたい」
また、鶴間市長は2024年の釧路市長選後にも、当選のお礼が書かれた手紙を後援会関係者3000人以上に郵送したことも明らかにしています。